平泳ぎでより進むキックの感覚をつかむためには?

平泳ぎのキックを覚えたものの「進まない」「速くなれない」とお悩みの方は、きっと多いかと思います。

ここでは、そのような方のために、より進むキックの感覚をつかむためのコツを「なぜ進まないのか」という理由とともに、解説していきます。

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平泳ぎのキックがなぜ進まないのか?

平泳ぎのキックが進まない理由として、以下の3つが挙げられます。

(1)足の裏で十分水を掻き出していない

一旦足を引きつけてから水を蹴る際、足の裏に十分な抵抗感がなく、スッカスカに感じる場合は、このことが一番の原因となります。

(2)足の引きつけの際失速する

足の引きつけの際に失速する場合、水を蹴るときよりも、蹴ってから足を引きつけるときの方が、抵抗感を感じる場合があります。

その場合、足の引きつけ方がうまくいっていないことが一番の原因です。

(3)手の掻きとのタイミングが合っていない

キックそのものは全然問題なく進むのに、いざ手を合わせた途端、全然進まなくなってしまう場合、一番の原因として、このことが挙げられます。

次に、どうすれば平泳ぎで、より進むキックの感覚をつかむことができるのかについて、解説していきます。

平泳ぎでより進むキックの感覚をつかむには?

(1)足の裏で十分水を掻き出していない場合

フォームは問題ないのに、蹴るときに水の抵抗がなくスッカスカな場合、足首の柔軟性がないために足首が曲がらず、十分に水を捉えられないことが挙げられます。

この場合、足首の柔軟運動を習慣づけて、キックの際に、しっかりと水を捉えられるくらいの柔軟性を得られるようにしましょう。

(2)足の引きつけの際失速する場合

足の引きつけの際、膝から下を腿に引きつけすぎたり、足を引きつけなければと思って、腿まで体に引きすぎてしまうと、水中での姿勢が乱れて水の抵抗が増し、失速してしまいます。

腿の引きつけはほどほどに、膝から下の引きつけも、かかとが膝の上に来る程度に留めましょう。

(3)手の掻きとのタイミングが合っていない場合

手の掻きとキックを同時に行ってしまっている場合に、往々にして起こりやすい状況です。

手の掻きとキックは、同時に行うよりも、むしろ、上半身で掻いた水をさらに下半身で掻き出すようなイメージで行うと、連続した推進力を得ることができます。

「キックを始めるタイミングは、手を掻き終わってから」という泳ぎ方に慣れるようにしましょう。

さらにキックの後、すぐに手を掻きはじめず、足を伸ばしきった後、惰性で進んでから次の手の掻きに入るようにすると、よりスムーズに進むことができます。

まとめ

平泳ぎで、より進むキックの感覚をつかむには、以下の3点に着目するようにしましょう。

・足首の柔軟性を高め、足の裏でしっかりと水を掻き出すようにする
・足は引きつけすぎないこと、かかとが膝の上に来る程度でよい
・キックを始めるタイミングは、手を掻き終わってから

以上をご参考に、平泳ぎのキックをよりスムーズに進む感覚を、ぜひ身につけて下さい。

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