ランニングでの練習は水泳に効果はあるのか?

多くのスポーツでは、トレーニングの一つにランニングが取り入れられています。

水泳の練習をする皆さんもランニングをしたことはあるでしょう。

実際、水泳にもランニングは一定の効果を出してくれます。

しかし、ランニングは水泳に悪影響も及ぼし得ることをご存知でしょうか。

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ランニングのし過ぎは足首を硬くする!

皆さんが泳がれる時、どのような泳法であれ足首や膝は柔らかく使っていると思います。

しかし、ランニングを続けると足首は、厳密には足首から下と膝が硬くなってしまうのです。

足首から下の部分は大体27個(個人差があります)の骨で構成されています。

そして、それらの骨と骨の接合部は全て関節になっています。

この関節は常に体重を受けて固まったり柔らかになったりします。

ところが、軽いランニングなどなら問題はないのですが、余りにランニングをし過ぎると関節が血流不足などで固まってしまいます。

その状態が長期間続くと、その状態の関節が固定されてしまいます。

ひざの関節も、体重をすべて受け取るため同様の状態に陥ります。

結果として可動域が小さくなり、足首や膝が硬くなってしまうのです。

ランニングではなくダッシュでターン力向上

ここまでランニングの問題点を説明してきましたが、短時間の物であれば全く問題ありません。

ですが、実のところランニングで得られる効果はほとんどが水泳で得た方が効率的です。

特に心肺機能の向上などはランニングでは長時間の運動が必要になる為、水泳で鍛えましょう。

全てが悪いわけではなく、プールに行く時間がないなどの場合に代用するのであれば、練習しないよりはるかに効果的です。

また、キックやターンなど瞬発力を向上させるには陸上での運動が効果的です。

水中では浮力があるため、足への負荷は陸上で運動するよりも小さくなります。

つまり、陸上での運動の方が短時間で足腰を鍛えられる、ということです。

こちらはランニングではなくダッシュが良いです。

やはり、あまり走りすぎると関節を硬くしてしまうので、1日10本程度、決まった時間を全速力で走るなどの練習を行いましょう。

そうすることで飛び込みやターンなど、固いものを蹴る力がアップします。

まとめ

○長時間のランニングは足や膝を硬くする
○ランニングで得られるものは水泳でも十分得られる
○ダッシュなら終発力の増強に最適

足腰の柔らかさが重要な水泳という競技において、足を硬くしてしまうランニングやダッシュは劇薬のようなものです。

決して走りすぎないように、しかし走ることを恐れないでトレーニングに生かしましょう!

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