水泳の新たな練習、インターバルトレーニングって?

近頃水泳の世界でも、インターバルトレーニングという単語が聞かれるようになってきました。

元々陸上の世界で活用されてきた練習法でしたが、水泳にも効果的だということが分かり徐々に浸透しています。

しかし、どのようなトレーニングなのでしょうか。

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強い負荷と強い負荷の間にインターバルを挟む

インターバルトレーニングとは、強い負荷をかける練習だけでなく負荷の弱い練習もしくは一定の休憩時間を組み合わせるトレーニング方法です。

疲労を強く感じることになりますが効果は非常に高く、また心肺機能の強化による持久力の強化も期待できます。

なぜ効果を発揮するのかはまだ分かっていないのですが、全力を何度も出しては止めるために筋肉への負荷が大きいのでは、とも言われています。

但し欠点もあり、練習効果が高いことと引き換えに身体への負荷が極めて高いため、余り頻度を高めると故障の原因になります。

一般の方では週に1回程度の頻度が限界でしょう。

強い負荷をかける時のペースと弱い負荷をかける時のペースを決める

では、水泳でインターバルトレーニングを行う際にはどのようなことを注意するべきでしょうか。

大切なのは、ペースを一定にすることです。

ランニング等では当然とされていることですが、最初に矢鱈にスピードを出すとばててしまうことが多々あります。

勿論、ばてた状態での運動は十分なトレーニングにはなりません。

ですが、水泳ではタイムをペースクロック以外で確認できないのでその調整が難しいです。

これは感覚的なものになりますが、例えば50mや100m単位で区切って考えると多少この傾向は収まるようです。

またインターバルトレーニングは身体に強い負荷をかけるトレーニングではありますが、それを恐れないことが大切です。

特に一人で練習しているとありがちなことですが、この位でいいかと考えて練習の負荷を弱めてしまうことがあります。

そうならないように強い気持ちでトレーニングに挑んでください。

最後に、可能ならばインターバルトレーニングは練習の最後に配置してください。

体力を一気に消費してしまう上、全速力を出し続けることでフォームが崩れる危険性もあります。

ばてていたりフォームが崩れている状態でその後他の練習に挑むことは危険です。

練習序盤の練習を少し弱めにして、インターバルトレーニングに挑んでください。

まとめ

○インターバルトレーニングは強い負荷と負荷の間に休憩をはさむトレーニング
○ペースを一定にしてばてないようにハイペースを出す
○練習の最後に配置して全力を出し切る

インターバルトレーニングは水泳でも有効なトレーニングですが、適切に行わなければ危険なトレーニングでもあります。

可能ならばトレーナーなどの指示を受けて、安全に配慮したうえでの練習を行ってください。

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