水泳で苦手なものの一つに「飛び込み」を挙げる子供たちは、きっと多いことでしょう。
飛び込み台からの飛び込みは、慣れていないと大人でも怖いものです。
ここでは、水泳で子供が飛び込みを怖がる、その3つの理由について説明します。
子供が飛び込みを怖がる、3つの理由とは?
子供たちにとって、水泳での飛び込みは、とても怖く感じるものです。
その理由として、次の3つの理由が挙げられます。
頭から水面へ飛び込むのが怖い
誰もがご存知のことですが、水泳での飛び込みは、両腕を頭側に伸ばしながら、頭から飛び込みます。
普段飛び込みに慣れていない人が、飛び込み台の上で足から飛び込んでも、普通怖くは感じませんが、頭から飛び込もうとした途端に抵抗感、あるいは恐怖感を感じてしまう人は、非常に多いでしょう。
人間の心理的な面から、頭から飛び込むことへの抵抗感は、なかなか拭いきれないものです。
失敗すると痛い
水泳で子供が飛び込みを恐がる理由の一つとして、飛び込みに失敗したときの痛みも挙げられます。
思いっきり水面に胸やお腹を叩きつけられたときや、鼻に水が入ってしまったときの痛みは、子供たちにとって、とても耐えがたいものです。
飛び込み台の意外な高さ
大人でも立ってみると、意外にも高く感じられる飛び込み台なだけに、子供たちからすれば、もっと高く感じられるかと思います。
そのような高いところから飛び込もうとするのは、子供たちにとって、怖さを感じるのも無理はありません。
水泳で子供が、飛び込みを怖がらなくなるためには
水泳の飛び込みで、子供が怖がらなくなるためには、両腕を上に伸ばしながらの「飛び込みの体勢」で、頭から飛び込むことに慣れることが重要です。
まずは無理のない高さから
そのためには、無理のない高さから「飛び込みの体勢」で、頭から入水する練習を始めるとよいでしょう。
まずは、プールサイドに腰かけた状態から飛び込む練習を行います。
飛び込みながら鼻から息を吐くクセを
この段階で、鼻に水が入るのを防ぐため、口を閉じたまま鼻から息を吐くクセをつけてあげましょう。
頭から飛び込んでも、鼻には水が入らないことを確信できれば、怖がる点は1つクリアできます。
慣れてきたら、徐々に高く
プールサイドに腰かけてから飛び込めるようになったら、今度はしゃがんだ状態、そして最後に立った状態から飛び込むというように、低い位置から徐々に高くして飛び込む練習をしていきましょう。
それが慣れてきたら、いよいよ飛び込み台からの飛び込みです。
飛び込み台からでも、最初不安がる子供がいましたら、プールサイドで行ったような、腰かけた状態からの飛び込みの練習から始めていきましょう。
まとめ
水泳で子供が飛び込みを怖がる、3つの理由としては、以下の3つが挙げられます。
・頭から水面へと飛び込むのが怖い
・失敗すると痛い
・飛び込み台の意外な高さ
飛び込みを怖がらなくさせるためには、以下の手順で、頭から飛び込むことに慣れさせることが重要です。
・まずは無理のない高さから
・飛び込みながら鼻から息を吐くクセを
・慣れてきたら、徐々に高く
以上をご参考に、子供たちには無理のないように、飛び込みを怖がらなくさせる練習をなさってみて下さい。