クロールで6ビートのタイミングを掴むための2つのコツ

クロールで、距離や速さによって、ストロークに対し最適なキック数の割合での泳ぎ方、すなわち「ビート数」があることをご存知でない方は、案外多いかもしれません。

ここでは、短距離を速く泳ぐのに適した、6ビートキックを取り上げて、そのタイミングを掴むための、2つのコツについて解説します。

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クロールでのビート数と、6ビートのメリットについて

クロールで泳ぐとき、一般的なスイマーでしたら、両手1回ずつのストロークに対して4回のキック、すなわち4ビートで泳ぐことが多いかもしれません。

しかし、クロールの泳ぎ方では、泳ぐ距離や速さによって、両手1回ずつのストロークに対して2回のキック(2ビート)や6回のキック(6ビート)で泳ぐこともあります。

ストロークに対してキック数が少ないほど、体力の消耗を抑え、長距離を泳ぐのに適し、キック数が多いほど、短距離を速く泳ぐのに適しています。

そのため、長距離を体力の消耗を抑えながら泳ぐには2ビートのキックを、そして短距離でクロールを速く泳ぐためならば、6ビートのキックをマスターするとよいでしょう。

次に、クロールでの6ビートキックのタイミングを掴むためにはどうすればよいのか、そのコツについて解説します。

クロールで6ビートのタイミングを掴むための、2つのコツとは?

コツその1:歩きながらのエアスイム

4ビートのクロールに慣れ親しんだスイマーにとっては、1回のストロークで3回のキックを行うことは、大変難しいことかもしれません。

そのため、まずはプールサイドに上がって、歩きながらのエアスイムで、タイミングを掴む練習を行ってみましょう。

立った状態で、頭の上で両手を組み、左右交互にストロークを行いながら歩いていきます。

その際、1回のストロークで3歩進むタイミングを掴みましょう。

コツその2:心の中でリズムを口ずさみながら泳ぐ

エアスイムで6ビートのタイミングが掴めたら、今度は実際に泳いでみましょう。

1回のストロークごとに、例えば「タン、タン、タン」などと、心の中でリズムを口ずさみながら、そのリズムに合わせて、3回キックを行ってみましょう。

繰り返し行っていくうちに、6ビートキックのタイミングが掴めるようになるでしょう。

まとめ

クロールで、6ビートのタイミングを掴むためのコツとして、以下の2つを押さえておくとよいでしょう。

・歩きながらのエアスイム
・心の中でリズムを口ずさみながら泳ぐ

慣れていない方でも、以上を反復して行うことにより、クロールでの6ビートキックが、きっとできるようになることでしょう。

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