バタフライのターン後のチャンスとは?

皆さんはバタフライのターン後に減速してしまった経験はありませんか?

バタフライのターンでは、ちょっとしたコツでターン後や更にその後の速度が大きく変化します。

つまりそのコツを知っているかどうか、が競泳の勝敗に直結するのです。

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ターンに入る時は減速しない!

ターン後の速度を決めるのは、まずターン前の速度です。

バタフライは手の位置を調整しづらいためか、ターンに入る前に減速してしまう方がいます。

ですが、それでは反動を生かすことが出来ずにターン後の速度も伸びません。

加えて、バタフライは減速すると足が沈んでしまいやすく、綺麗なターンも出来ないことが多いです。

ターン前に減速することなく一気にターンをするためにはかなり手前からタイミングを計る必要があります。

ターン後は身体を斜めにして勢いをなるべく生かす

ターン後は壁を蹴ることになりますが、この時に注意することがあります。

それは、すぐに真下を向く形にならないことです。

壁を蹴るときに真下を向くまで身体をひねると、どうしても姿勢に無理が出てしまい、十分な威力の蹴りを放つことが出来ません。

身体をひねるのを120度ほどに留めておくと、壁を蹴るときに無理な姿勢になる必要がなく強い蹴りを放てます。

それだけでなく、ターン前の勢いを生かしたまま壁を蹴ることが出来るので、タイミングさえ合えばただ壁を蹴るよりも速度が出せます。

但し、タイミングが合わないと壁を十分蹴ることが出来ずに速度を乗せきれません。

もう一つ、バタフライのルールではあまり身体をひねらなさすぎると仰向けと判定されてしまい失格になる危険があります。

120度以上ひねればまず大丈夫なので、それだけは気を付けてくださいね。

しっかり練習して、自分のタイミングをつかみましょう。

壁を蹴った後はひたすら伸びる

皆さんの中に、壁を蹴った後に焦ってすぐドルフィンキックを開始する方はいませんか?

実はこれは良くない泳ぎ方なのです。

バタフライに限らず、ターン直後の壁を蹴った速度が最も速いことは皆さんご存知でしょう。

その速度をさらに速めようとしてキックしてしまう方は多いです。

しかし、ドルフィンキックも小さいとはいえ確実に抵抗を生むものですので、減速のきっかけとなってしまいます。

キックをしてしまってはどうあがいてもキックの最大速度しか出せないのです。

壁を蹴った後は、減速してくるまでしばらく伸び続けていましょう。

まとめ

○ターンに入る前は減速しない
○ターン直後は身体をひねりすぎない
○ターン後はまず伸びる

バタフライは最高速が高い泳法ですが、加速はやや難しい泳法でもあります。

その為、初速を出せるターンはきわめて重要です。

ターンの初速をしっかり生かすために、上記の点を気にしながらしっかり練習してくださいね。

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