水泳を練習している方の殆どは、仕事や学校などで練習時間を削られることになるでしょう。
人によっては泳げないほど時間が無くなったり、時間が出来るのが夜遅くで泳げなかったりします。
勿論、体力的な問題でオフがないと辛い、という方もいるでしょう。
では、週何回泳げれば良いのでしょうか。
オフの日は不要、毎日泳ぎましょう!
週何回泳げばよいかを考えるために、水の中でしかできないフォーム練習の重要性を考えましょう。
水泳というものは、当然ながら支えが存在しない水の中で行います。
これが陸上であれば地面についている場所がありますので、足の開きはこの距離だから手はここなどと覚えておけるのですが、水泳ではそれが出来ないのです。
つまり、フォームを覚えづらいのです。
ではフォームを覚えるにはどうすればよいのでしょうか。
それには、週何回と決めるのではなく毎日泳いで練習するしかありません。
実際に仕事やオフの日などを設けて数日泳がない日が続くと、次に泳いだ時フォームに違和感を覚えるでしょう。
幸い最近は夜中まで開いていて水泳が出来るスポーツクラブがありますので、深夜にならないと時間がないといった方はそのようなクラブを利用してください。
一度の練習は短時間でも大丈夫!
では、一度の練習でどの程度の時間泳げばよいのでしょうか。
これは、自分の体力と相談ですが1~2時間がベストです。
勿論、練習量は多ければ多いほど良いです。
ですが、先ほど書いたように水泳は毎日練習することが何より大切です。
例えば1日2時間泳いだから次の日はオフ、という泳ぎ方よりも1日1時間を2日泳げる方がより成果を出せます。
参考までに、メダリストの萩野公介選手は毎日の練習時間は2時間半と言われています。
その代わりに、密度を可能な限り高めてください。
例えば陸の上でもある程度可能な練習はパスし、自分に必要だと思う練習をして、そして泳ぎましょう。
ドリルなどの練習も大切ですが、プールでしかできない「泳ぐ」ことを忘れないでください。
特にフォームの実践はプールでしかできない一方、練習はシャドースイムなどで出来ます。
なので、あまりプールにいる時間が取れない場合は、ひたすらフォームを考えながら泳ぐのが良いです。
ただ、陸上で出来る練習はしっかり行いましょう。
まとめ
○水泳にオフは不要、週何回と考えず毎日の練習が大切
○一度の練習は1~2時間がベスト
○時間があまりないときはフォームを大事にしつつ泳ぐことを優先
水泳は他のスポーツと比べて独特な部分が多いので、オフの日や練習時間などの考え方が通常のスポーツと異なります。
週何回できるか、ではなく毎日何としても泳ぐという気概で頑張りましょう。