クロール・2ビートと6ビートのタイミングを掴む練習方法とは?

皆さんはクロールを泳ぐ際、キックをどのようにしているでしょうか。

恐らく、長距離を泳ぐ方は2ビート、短距離の方は6ビートがほとんどだと思います。

ですが、クロールのキックをするタイミングというのは難しいものです。

そこで今回は、2ビートと6ビートのタイミングを学ぶための練習方法について説明します。

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まずは2ビートのリズムを学ぶ

水の中で練習するのも良いのですが、陸上でできる練習方法がありますのでこちらを説明します。

まずは普通に立って、右手を上に伸ばします。

この後どちらかの足を前に出すのですが、この時に気にする点があります。

あなたがクロールをする時、右手が前に出ているときはどちらの足が伸びているでしょうか。

この時右足が伸びている方は平行型、左足が伸びている方はクロス型と言います。

伸びている足と同じ足を前に出しましょう。

そして手を1掻き分だけクロールさせるように動かし、合わせて右足を前に出して歩きます。

この時、左手が伸びきる時に右足が地面を踏みしめるようなタイミングで歩いて下さい。

すると、手足の位置関係が先ほどと逆になると思います。

最初は1歩ずつ、慣れてきたら止まらずにこの歩き方を繰り返してください。

これが2ビートのリズムをつかむ練習方法です。

暫く練習し、スムーズに歩けるようになったらプールで実践してみてください。

きっとクロールが2ビートで上手に泳げるようになっていると思います。

6ビートも基本は同じ

続いて6ビートの練習方法ですが、基本は2ビートの練習方法と変わりありません。

右手を上げて、平行型の方は右足を、クロス型の方は左足を前に出してください。

そして前と同様に歩くのですが、今度は1掻きする時に3歩歩いて下さい。

先ほどと同様に、左足が伸びきった時タイミングで3歩目の右足が地面を踏みしめるのが正しい状態です。

多少手の動きをゆっくりさせても構いませんので、最初はタイミングをしっかりとらえましょう。

バレエのように「1,2,3,1,2,3,…」といったリズムで3の時に手が伸びきるように、3歩目が地面についているように、と考えると覚えやすいと思います。

この歩き方で2ビートの時と同じように上手に歩けるようになれば、6ビートのクロールもしっかり泳げるようになっていることでしょう。

まとめ

○2ビートも6ビートも基本の練習方法は同じ
○2ビートは手足が1対1で動く
○6ビートは「1,2,3」のリズムで

2ビートや6ビートは、初心者の内は中々気にしづらいものです。

だからこそ、これらをマスターできれば中級者に足を踏み入れたといえます。

特に2ビートは、他の4ビートや6ビートなど全ての基礎となるキック方法です。

是非ともこの練習方法でマスターしてくださいね。

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