水泳は練習方法を改善すると泳げない人はいなくなる!

水泳の練習をしている方の中には練習しても泳げないという方がいると思います。

どれだけ練習しても泳げるようにならない、といった理由でそのまま水泳を止めてしまう方もいます。

しかし、そんな方も3つの泳げない理由に対応する練習方法であっという間に泳げるようになることをご存知でしょうか。

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だるま浮き、くらげ浮きの感覚を掴むと泳げる!

泳げない最大の理由として、身体が力んでしまうことがあります。

皆さんご存じの通り、筋肉は縮むことで力を発揮するものです。

力むと体積が小さくなる、つまり比重が重くなり結果として沈んでしまいます。

そうならない為の練習方法が、だるま浮きとくらげ浮きです。

だるま浮きとは、水中で上半身を倒し、膝を手で抱える浮き方です。

力さえ抜けていれば顎を引いているだけで身体が浮き上がる浮き方なので、力を抜くことが出来ているか確認するには最適です。

これが出来たら、次はくらげ浮きを試してみましょう。

くらげ浮きは、だるま浮きの体勢から手足をだらんと垂らしただけのものです。

身体が力んでしまう理由の一つに、水中の独特の浮遊感に慣れていない、ということがあります。

このくらげ浮きで水中で体中が浮き上がる不思議な感覚に慣れると、簡単に泳げるようになるでしょう。

姿勢を真っ直ぐにしていると泳げる!

次に多い泳げない原因として、姿勢を真っ直ぐにできていない可能性があります。

姿勢が真っ直ぐになっていない場合、基本的に下半身が下がり抵抗を受けて泳げなくなってしまいます。

これは、人体の中で大きな筋肉が下半身に集中し、一方上半身には肺があることが原因です。

筋肉は水より重く、逆に肺が浮袋の役割を果たしてしまうため、下半身だけが沈んでしまいやすいのです。

これを防ぐには、腕をなるべく真っ直ぐに伸ばして前に出す練習が必要になります。

特に、水を掻く際にもう片方の腕が伸びていないということが多いため気を付けてください。

泳ぐ際、耳の後ろに腕を付けることを意識しましょう。

あなたの重心がより前になり、下半身が沈まなくなります。

息継ぎのコツをつかむと泳げる!

最後の泳げない原因として、息継ぎが上手くできていないという可能性があります。

息継ぎが上手くできないと、鼻に水が入るなどの問題ですぐ泳げなくなる、場合によっては溺れる危険もあります。

しかも息継ぎの為には水中で鼻から息を吐く必要性があるのですが、これは陸上ではほとんど使わない筋肉を鍛えないとできません。

ですが、簡単に鼻から息を吐けるようになる練習方法があります。

口を閉じて「んー」と言ってみてください。

手を当ててみればわかりますが、自然に鼻から息が出てくると思います。

何度も水中でこれを行っていると、自然に息継ぎが上手くなります。

もう一つの息継ぎのコツとして、余り息を吸い過ぎない、ということがあります。

先ほども書きましたが、肺は浮き袋の役割を果たします。

当然その浮力は、中に空気があればあるほど大きくなります。

加えて、一度に大量の空気を吸おうとするとそのまま水まで飲んでしまう危険性もあります。

息をたくさん吸いたくなる気持ちは分かりますが、口を開けてスッと口に入ってくる空気の量だけで我慢してください。

この二つを守れれば、自然に息継ぎが出来るようになるはずです。

まとめ

○浮けない理由は力が入っているため、だるま浮きとくらげ浮きで練習
○下半身が沈むのは腕が伸びていない為、耳の後ろに腕を付けて勝手に伸びるようにする
○息継ぎが上手くできないと泳げない、水中で「んー」と言う

泳げない理由というのは千差万別あり、これらの範疇外の物も時にはあります。

しかし、ほとんどの方がこのどれかを理由に泳げないのもまた事実です。

これらの練習を試して、少しでも泳げるようになっていただければ幸いです。

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