水泳にあまり詳しくない方で、平泳ぎでもドルフィンキックが認められる場合があることをご存知でない方は、きっと多いことでしょう。
それでは、ドルフィンキックが認められるのは、どのような場合でしょうか?
ここでは、そのための3つの条件について解説します。
ドルフィンキックが認められる3つの条件とは
平泳ぎでドルフィンキックが認められる条件として、以下の3点が挙げられます。
(1)どんな状況で認められるのか
平泳ぎでのドルフィンキックは、スタートの際に飛び込んだ後や、折り返しの際にターンした後ごとに、それぞれ認められています。
ただし、浮上してからのドルフィンキックは認められていません。
(2)どのタイミングで認められるのか
平泳ぎでのドルフィンキックは主に、(1)の状況において、飛び込んだ直後や壁を蹴った直後から、浮上するまでの間において認められています。
一般的には、ドルフィンキックを行った後、通常の平泳ぎの泳法で、一掻き一蹴りして浮上するか、もしくは一掻きしながらドルフィンキックを行い、一蹴りしてから浮上します。
(3)何回まで認められるのか
平泳ぎでのドルフィンキックは、(1)で浮上するまでのタイミングごとに、1回だけ認められています。
そのため、2回以上行うと反則となります。
2015年のルール改定前後の比較
2015年に国際水泳連盟(FINA)において平泳ぎのルールが改定されました。
それまでは、先項の(1)の状況や(3)の回数については現行ルールと変わらないものの、(2)のタイミングについては、条件が厳しいものでした。
現行ルールでは、一掻き一蹴りして浮上するまでの間なら、どのタイミングでも1回のドルフィンキックは認められていますが、改定前では、飛び込みあるいは壁を蹴ってから、最初の一掻きの間しか認められていませんでした。
このルールが改定されてからは、飛び込み後あるいは壁を蹴った後、頭の上で両手を組んでストリームラインを作っている間に行うことも可能となりました。
可能となったことで、飛び込みあるいは壁を蹴った勢いに乗せて、スピードを落とさずに一掻き一蹴りにつなげられるようになりました。
まとめ
平泳ぎでドルフィンキックが認められる条件としては、以下の通りです。
(1)飛び込み後と折り返し後の状況で
(2)一掻き一蹴りして浮上するまで
(3)上記の条件において1回のみ許される
より速く平泳ぎを泳ぎたい方にとって、また、スタート後や折り返し後の水中動作において失速しがちの方にとって、ぜひこのルールを知っておくとよいでしょう。
