平泳ぎの正しい子度向けキックの練習方法

平泳ぎのキックでは、他に類を見ない独特の動きをします。

その為、特に子供に平泳ぎを教える際にどのような練習をさせれば良いか分からない方も多いでしょう。

ですが、平泳ぎのキック練習はポイントさえ押さえれば子供でもできる簡単なものです。

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まずは綺麗なキックを見せる

子供たちというのは得てして大人が思うよりも器用なものです。

練習をさせなくても、平泳ぎのキックがどのような動きをするのか、を見せてあげれば出来るようになる子供もいます。

水中では少々見づらいので、ベンチなどの上に寝そべってキックだけを見せてあげると良いでしょう。

ただし、これが出来るのはあなたのキックが綺麗である場合に限ります。

あなたがもし平泳ぎのキックに自信がない場合、動画などで綺麗なキックを指導しているものが複数あります。

それらの動画を見せてみると同様の効果が得られるでしょう。

但し、子供たちが見ただけで完璧に出来るかどうかは個人差があります。

出来なかったとしてもその子供が泳ぎが苦手などということは決してありません。

引き付けはあおり足を防ぐために足首を掴んで教える

あおり足は、平泳ぎ初心者が最も陥りやすいキックの失敗です。

今までのバタ足では足首を伸ばしていたので、足首を曲げることを忘れてしまいやすいのです。

あおり足を防ぐための練習として、足首を掴んで引き付けてあげるというものがあります。

子供にプールサイドを掴んで、またはベンチの上に横になってもらいます。

子供に足首を曲げてもらい、その足首を掴んだ状態で前へ足を押し込んでいきます。

これは、平泳ぎのキックの引き付けの動作そのものです。

お尻からの直線にかかとを沿わせるように動かしましょう。

また、足首は水面下もしくはベンチよりやや下に位置させます。

あまり高いと、却ってあおり足になる可能性が高くなってしまいます。

キック本体の練習は引き付けと合わせて行い、水の勢いを感じる

あおり足を防ぐ練習が出来たら、いよいよキックの練習です。

先ず、足を斜めに開いて伸ばしてあげます。

そして伸ばした足を合わせてあげましょう。

この時大切なのは、足首の内側でしっかりと水を蹴らせることです。

丁度後ろにいるあなたに水の勢いが感じられるように足を動かしてあげて下さい。

あとはこれらの練習を「1、2、3」のリズムで繰り返してあげましょう。

暫く繰り返せば、記憶力の高い子供たちはこの新しい動きを習得してくれるでしょう。

まとめ

○まずはお手本になるキックを見せる
○引き付けの練習は足首を掴んで動かす
○キックの練習は引き付けから続けて、水の勢いをあなたが感じられるように

平泳ぎのキックは推進力の殆どを生み出す大切なものです。

そのキックで子供たちが躓かないためにも、しっかり練習させてあげましょう!

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