ダイエットするなら、水泳も効果的であると言われています。
ダイエットのために水泳を行うならば、そのための効果的な泳ぎ方をする必要があります。
それに適した泳ぎ方が、平泳ぎです。
ここでは、その泳ぎ方のコツについて、解説していきます。
平泳ぎの泳ぎ方のコツとは?
平泳ぎは、その泳ぎ方の特徴から、長距離を長時間泳ぐのに適した泳ぎ方です。
一方、ストロークとキックのタイミングを捉えるのが難しく、そのタイミングがずれるだけで、なかなか前に進めなくなってしまう泳ぎ方でもあります。
そこで、以下の3つのポイントに注意して練習しましょう。
ストローク
自分の両手を上に伸ばした状態から、手で逆ハート型を描くように行いましょう。
正面から見たときに、肩のあたりから肘を直角に曲げるようにして、なるべく多くの水を掻き込むようにしましょう。
キック
キックの際は、足の引きつけの際、あまり引きつけすぎないように注意しましょう。
引きつけすぎると、重心が足元の方に偏りやすくなるため、水の抵抗が増して進みづらくなります。
むしろ足を伸ばすことに意識して、その際、足の裏でより多くの水を蹴るつもりで行うようにしましょう。
ストロークとキックのタイミング
ストロークの際、両手で逆ハート型を描き終えたところで、両手をそのままにします。
同時に足を素早く引きつけてから、足の裏で水を蹴ります。
蹴り終えたとき、まだ推進力が落ちていないので、両手両足を伸ばした状態のまま、進んで下さい。
勢いが落ちたときに、次のストロークに入ります。
次は、平泳ぎを活かした、ダイエットに効果的な泳ぎ方について解説します。
ダイエットに効果的な泳ぎ方とは?
平泳ぎは、息継ぎの際に顔が正面を向いたまま水上に大きく出るため、楽に呼吸をすることができます。
しかも、顔を出したまま泳ぎ続けることも可能なため、息苦しさを感じずに長い時間泳ぎ続けるには、最も適した泳ぎ方です。
また他の泳ぎ方に比べても、全身をバランスよく動かすため、全身のダイエットをくまなく行う効果も期待できます。
その平泳ぎをダイエットに活かすためには「有酸素運動」について知るとよいでしょう。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、無理のない負荷で一定時間継続して行う運動のことです。
短距離を全力で泳ぐのが無酸素運動だとすれば、速度を気にせず、長い距離を時間かけて泳ぐのが、有酸素運動となります。
有酸素運動は、体内の糖質や脂質が酸素とともに消費されるために、ダイエットの効果があると言われており、長距離を楽に泳げる平泳ぎとの相性も抜群です。
平泳ぎで有酸素運動を行うコツとは
平泳ぎで有酸素運動を行う一番のコツとして、無理のない速さで、最低20分以上泳ぎ続けることが理想です。
それは、有酸素運動によって、体脂肪の消費が開始される時間が運動開始から20分と言われているためです。
けれども、泳ぎ慣れていない場合や体調によって厳しい場合は、決して無理せず、泳ぎ疲れない範囲で留めておきましょう。
ランニングなど他の有酸素運動と組み合わせながら、定期的に泳ぐ日を設けて習慣づければ、きっとダイエットの効果が出ることでしょう。
まとめ
ダイエットには、水泳も大変効果的です。
特に平泳ぎは、長時間泳ぎ続けるのに適した泳ぎ方のため、ダイエットに有効な有酸素運動としても最適です。
ストロークとキックの正しいフォームと、それぞれのタイミングをマスターすれば、誰でも簡単に、長距離を泳ぐことができるようになります。
皆さんもぜひ、平泳ぎをマスターして、ダイエットのための習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。